lanケーブルが通信機器に与える影響

インターネットの速度に影響を与えるものは、通信機器とlanケーブルになり、ケーブルは実は通信を行ううえでかなり重要な役割が存在しています。まず、通信に使用するlanケーブルは、実は一度に通信で使用する電力を受け渡しする性能が異なります。これはケーブル自体に1000Base-Tや100Base-Tという記載があり、一度に受け渡しする能力が記載されています。この時、ケーブルにbase-Tとあるものはツイストという意味でねじれを加えることで信号が消失するリスクを軽減しているのです。

なお、lanケーブルには一方向型ケーブルという物があり、送信化、受信のどちらか片方だけを一度に行うことができる通信線も存在しています。ですので、通信機器の性能がいかに高かろうと、うまく通信が確立できない問題は案外と通信線の選択が間違っていることが多いです。例えば、双方向でデータをやり取りしないといけないにもかかわらず、ケーブルが一方向型である場合、通信は成立しません。逆に双方がデータのやり取りをしないのであれば実は一方向型のケーブルの方がデータが途切れる心配がないという利点もあり、通信機器に使用するケーブル選びはかなり重要であると言えます。

現在でこそ、無線通信という方法が登場したため、lanケーブルは必要ないのではないかと思われますが、一番確実に通信を確立する方法がケーブルによる通信になるため、通信線の選択は未だに重要です。

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