lanケーブルの規格

lanケーブルはどれも似たようなものであって、適当に選べば良いと思っている人はいないでしょうか。長さはさすがに誰でも気にするに違いありませんが、後は値段と、取り回しの観点で形状あたりを気にするだけという人も中にはいるかもしれません。ですが、この考えは間違っています。lanケーブルには長さや形状といった仕様の他に規格が設けられており、これをしっかり理解して購入しないと、思わぬ落とし穴が待ち受けていることになりかねないのです。

特に、規格とは言ってもそもそもlanケーブルは目には見えない通信のための機器ですから、何か思ったとおりに動かないなと感じても、ケーブルに原因があるとすぐには分からない場合もあり、最初の時点で十分な注意が必要となります。規格とは、簡単に言えば通信速度のことです。lanケーブルは通信機器ですから、その速度が全く何の問題にもならず、興味関心もないという人はいないと考えられます。そういう意味で、無視して良い要素ではないわけです。

一方で注意しなければならない点として、高規格であればあるほど良いという単純なものではないことが挙げられます。それはもちろん値段も高くなりますし、ケーブル以外の周辺機器の性能と比べて不釣り合いに高い性能を持っていたとしても、いわば宝の持ち腐れであって意味がありません。言い換えれば、ケーブルだけ高規格であっても仕方ないということで、つり合いの取れたものを選ぶ必要があります。

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