耐候性ケーブルは屋外で使用する際に欠かせない部材で、工事現場はもちろん工業や農業の分野でも重宝されています。使用されている素材によっては、耐油性とか耐燃性まで備わっている場合もあるため、用途に合わせてそろえる必要性があります。特に太陽光発電で使われる耐候性ケーブルの場合、反射熱で高温になる可能性もありますから、許容温度を確認することを忘れてはいけません。寒い地域の場合、耐寒性能についても十分備わっているものにしましょう。
屋外で使用する耐候性ケーブルは、他の器具や設置部材と接触する可能性が高いから、安全性を高めるためにも非移行性に優れているものを選ぶ必要があります。ソーラー用は備わっている場合も多いですが、接続部位ごとに耐候性があるケーブルの特徴や種類も違ってきますし、近くに他の配線がある場合も接触に注意が必要です。長年耐えることができると点検する際に、簡単な目視で済ませてしまう場合も多々ありますが、屋外環境は思わぬ影響を受けたり負荷がかかってしまったりすることも多いです。耐用年数を過信したり壊れてから交換したりするのではなく、劣化が認められたら交換を検討しましょう。
屋外用の耐候性があるケーブルは日々進化しているので、交換する際には以前と同じ品番のものではなく、より最新の機能が高まったものと交換するのも一つの方法です。古いソーラーの設備と合わない場合もあるので、互換性の確認は必要になってきます。