自宅の有線lan環境がケーブルだらけになっている家庭も多いのではないでしょうか。無線がこれほど普及してもなお、有線の安定性は段違いなのです。特に即時性を求められるアクションゲームをオンライン対戦している人などは、コンマ1秒の差で勝敗が付いてしまいます。無線よりは安定しているのが有線ですが、それでも20メートル以上の長さを経由すると短い距離よりは遅くなってしまいます。
距離により遅くなるというより、どうしてもノイズの影響を受けてしまうので安定して高速を維持出来なくなるのです。企業などで事務所に床を這わせているところでも、lanケーブルの長さとPCまでの距離は考えられています。もちろん特に速度が影響しないならば、繋がっていれば問題ないのですが。多くの事務所では、机のブロックごとにハブを設置して、そこから分岐させています。
lanケーブルは20メートル以上にならないようにするのが理想ですが、離れ島などどうしても20メートル以上lanケーブルを伸ばさなければならないところは我慢します。それでも無線よりは安定性が良いため、そういう選択になるのでしょう。特に注意しなければならないのが、ケーブルが絡まる可能性です。出来るだけ地面や壁を這わせるように配線して、ちょっとした事で引っ掛かる事のないようにするべきです。
物理的に問題がなくても様々な要因で遅くなってしまうlanケーブルなので、その部分は初めからなくしておきましょう。