lanケーブルとイーサネットの違いとその種類

イーサネットとは、パソコンやルーターなどの機器を有線で接続して通信するための規格の1つです。よく耳にするlanケーブルは、イーサネットの規格の中にある一種です。通信規格を統一することによって、ケーブルと機器の接続方法が単一化され違う会社の製品でも繋げられるようになりました。lanケーブルはその規格の中に含まれる種類であり、イーサネット対応と記載されていれば、lanケーブルを接続することができるという訳です。

次にケーブルの種類ですが、代表的なものの1つに同軸ケーブルが挙げられます。バス型と呼ばれるネットワーク内で用いられる種別であり、主に映像を伝達する役割を担います。テレビのアンテナ線の接続や、CATVのオンライン通信に使われることが多いです。特にテレビとアンテナを繋ぐためのケーブルとして、旧来より多く用いられてきました。

断面を見ると、円の外周にさらに円を重ねた形状になっているため同軸ケーブルと名付けられています。なお現在はスター型が主流となっており、普段の生活では見かけることはほとんどありません。インターネット回線に用いられているものに、光ファイバーが挙げられます。大容量のデータを、高速通信でやり取りできるケーブルです。

回線内を流れる際の信号のロスが少ないため、画質・音質の低下を防げるのは大きなメリットです。信号の散乱も起きにくいため、速度低下の発生確率が低い点も利点と言えます。そしてlanケーブルは、主にインターネット接続に用いられるスター型の規格です。有線で接続して、パソコンでインターネット通信を行う上では欠かせないケーブルです。

光ケーブルよりも価格はリーズナブルであるため、一般家庭をはじめさまざまな場面で使用されます。

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